創業以来、高品質をモットーに、時代の要請にこたえて革新的な製品の開発に努めております。そして日本の文具専門誌における読者投票にて、スーベレーンM800が6年連続ペン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。
ペリカン社は180年の歴史を持つ高級筆記具メーカーとして、これからも伝統的なクラフトマンシップに従って高品質な製品を創り出してまいります。
ブランドの歴史
FEATURES OF BRAND
1832年
1832年、ドイツ・ハノーバー家の宮廷画家を父にもつ科学者カール・ホーネマンが、ハノーバー・シュタインフーデ湖の工房で、独自の製造法により絵の具の生産を
開始したのがペリカンの始まりです。
1838年
1838年4月28日に絵の具とインクの価格を表示した価格表を初めて文具問屋に納品し、以来この日をペリカン社の創立記念日としました。
1863年
のちの1863年には、科学者ギュンター・ワーグナーは経営に参加し、近隣諸国への販売を拡大していきました。
1878年
1878年にはペリカン製品の品質を保証するため、当時ヨーロッパでも珍しかった商標を登録しています。そのモチーフとなったペリカンの母子像は、ヨーロッパでは古来より母性愛の象徴とされており、
またギュンター・ワーグナー家の家紋でもありました。
1929年
1929年、すでにインクのトップメーカーとして世界で評価されていたペリカン社は、筆記具の製造に着手。モデル100型、14Kペン先の万年筆の販売を開始しました。そのとき開発されたピストンノブのメカニズム部分の誤差は、わずか100分の1ミリ。
その精密さにおいては、当時のヨーロッパ技術のなかでも群を抜いていたといえるでしょう。
「魔の山」「ベニスに死す」などの代表作をもつトーマス・マンや、「西部戦線異常なし」「凱旋門」を著したレマルクも、ペリカン万年筆の愛好者。もちろん、日本でも数多くの文豪や文化人がペリカンの品質の高さを認め、愛用しています。